2011年3月11日に発生した東北沖太平洋大地震で日本のいくつかの企業は、社員に自宅待機を指示ている。広告代理店、電機メーカー、その他法人企業。特に営業マンは、自宅待機が多い。
災害時には、災害に直接関係する会社や産業はビジネスが潤う。営業マンは、問い合わせへの対応で忙しくなる。あまり関係の無い会社や産業は、仕事がキャンセルになったり、アポイントがキャンセルになったりして暇になる。会社としては、無駄な経費を抑えるために自宅待機を社員に出さざるをえない。
そこで、自宅待機になった営業マンは何をすべきか。
- 新規顧客開拓のための情報収集と計画
- 既存顧客への提案書作成
- お客が集まるホームページの作成と情報発信
もし、お客様の会社が今回の震災で被害を被っていたならば復興に向けてなにか支援になる提案書や支援案を考えるべきだろう。または、相手先の担当窓口に顔を出して何か会社として、または、個人として支援ができることがないかを尋ねるべきだろう。
自宅待機の時間は、会社が仕事をするなという意味で与えた時間ではない。仕事をする場所を会社から自宅に変えただけである。
したがって、
自宅で会社の売上に貢献できる事を考え、準備する時間である。営業マンは、震災で困っている会社の情報を収集して支援できることがないかを分析する。直接営業ができなければ、自分の営業支援ホームページで集めた情報や提案を公開してもよい。困っている会社を助ける情報であれば、そのような情報をもとめている会社が向こうからやってくる。
自宅待機の時間をムダにするな。