メールでの売り込みのようで売り込みでない営業があった!
販売パートナーになりませんか?というような内容であった。あるN会社でセミナーを開催してそのセミナーで自社サービスを宣伝するというものなのですが、条件としてN社のクラウドサービスを使用しなければならないというものである。
N社はセミナーにお客を集め、その餌として販売パートナーのサービス紹介をするということである。
何回かメールでの遣り取りをした。最終的にN社が提供するクラウドサービスは、面倒なサーバー環境設定をする必要があるためあまり乗り気ではなく、先方も当社の思惑と合わない点で没になりました。
しかし、
その営業担当者とは、なぜか、メールでお付き合いができそうな感じなのだ。押し売りのような営業ではなく、当社の状況をある程度知った上で自然な営業メールであったからだ。
先日、あるリゾートホテルサービスについて記事にしたが、その営業担当者はお客さんの状況を理解しないで自分優先の営業で私の気分を害してしまった。一度、お客さんの気分を害したら営業はその時点でやめてお客さんの気分を直すアクションを取らねばならない。それが出来ていなかった。
そのため、非常に後味が悪い営業を受けた。
後味の悪い営業を一度でも受けるとその会社全体のイメージが極端に悪くなる。悪くなるだけでなく、知人やホームページでその後味の悪さを話してしまう。
後味の悪い営業をしている営業担当は、自分で自分の潜在顧客を捨てていることが分かっていない。後味の良い営業マンは、今はお客さんにならなくても別の機会にお客さんになってくれるチャンスを持っている。
引き際をわきまえんて後味の良いクロージングをする努力が必要だ。