優秀な営業マンは、ここが違う!
仕事ながら多くの営業マンと出会う。優秀な営業マン。営業マンとしては失格な人。新米営業マン。色々な業界の営業マンに出会う。皆さん共通している点は、「私は営業マンです!」というカードを自分の顔に貼っていることである。
お互いのお客様に対してお互いの製品やサービスを提供するコラボレーション営業ができないか提案することがある。この提案に対して営業マンの対応を見ると営業マンの本質が見えてくる。
- 言葉が軽すぎる営業マンは、自分が言ったことを実行しないし、フォローアップもしない。
- 新米営業マンは、自分で対応が出来ないため何もしない。
- 優秀な営業マンは、有言実行を示す。フォローアップがある。
人を見る目がある社長は、営業マンの言動と行動をジックリ観察する。
私は、初対面から愛想が良い営業マンを疑う。イエスマンの営業マンも疑う。優秀な営業マンは、軽はずみな言動を避ける。絶えず、自分が出来る範囲のことで返答をする。それが最終的にお客様に迷惑をかけないことになる。それを体験しているからだ。営業マン失格の営業マンは、お客が喜ぶことを話す(実現が難しいことがわかっていても)ことで信頼を得ようとする。ここで最初のミスをする。
お客も馬鹿ではない。営業マンを見て話していることが簡単に出来ることかどうかぐらいわかっている。
優秀な営業マンは、まず、真実に近い説明をしてから難しいことを伝え、最後に努力してみると話す。ここに営業マンの誠実な姿勢が相手に伝わる。優秀な営業マンは、必ず、何日か経過したあとで努力結果を伝えるためにアポを取る。言葉が軽すぎる営業マンは、電話で出来ませんでしたと伝えて終わる。
優秀な営業マンは、努力の過程を説明し結果として出来なかったことを伝えるが、必ず、別案を用意してくる。