1枚の名刺とあなたの営業スタイル

名刺はお金である!

会社は、社員に名刺を提供する。社員は、名刺を当たり前のようにコスト感覚なしに使う。自分で会社を経営し始めると全ての活動でコストが発生する。名刺1枚に関してもコストを気にするようになる。1枚の名刺にかかるコストは、最低10円以上である。100枚ならば1000円。1枚10円の名刺を捨てるように使うのが社員である。

総務部に名刺がなくなったので作ってくださいと依頼する。1週間後に名刺100枚が届く。名刺があたかも無料なものであるかのように取り扱われている。コスト感覚が無い経営者と社員は、1枚10円の名刺を捨てるように会う人に渡していく。それが当たり前のように考えている。

1枚の名刺の使い方に違いがある!

私は、名刺を渡す人を選んでいる。新規のお客を開拓する時は、営業マンと思える人には決して名刺を渡さない。相手の名刺を頂くだけにしている。経営の決定権を持っている人と思える人だけに名刺交換をしている。

1枚10円の名刺を無駄に使わないためである。

営業マンは、名刺を広告宣伝のツールとして考えている。確かにその意味合いもある。だが、広告宣伝ツールならば効果的な広告宣伝にツールを使いたいものだ。会う人会う人に名刺を配るのは、賢い広告宣伝のやり方ではない。ターゲット客層でない人に広告宣伝しても意味が無いからだ。

懇親会などで初めて出会う時は、名刺を差し出さないで話を優先する。話しかけて相手が自分が探している潜在顧客層であるかを確かめる必要がある。ターゲット層の客であれば、始めて名刺交換をする。これが出来ない営業マンが多い。直ぐに名刺を差し出してくる。

相手が差し出してもちょっと待って頂いて話を優先する。ある程度気心が知れてターゲット客層の部類になりそうだと判断した時にこちらから名刺を差し出す。

そして、これが重要!

名刺を差し出す時に「一度ゆっくりランチでもしませんか?」と誘うのである。仕事での売り込みではなくその人と親交を深める意味合いで。

次の出会いを作ることが一番重要である。名刺を渡して終わりというケースがあまりにも多いからだ。普通の営業マンは、名刺を集めればそれで目的は達したと思っている。後で電話すれば良い・・・そんな思いである。現実は、それでは上手くいかない。タイミングを逃さないためには会うための間を開けてはいけない。

1度2度ではお互いの気心が分からない。懇親会だけでは、相手とゆっくり話が出来ない。

出会ったターゲット客と顔を合わす回数を増やす=潜在顧客になりやすい!そのためには、会うための機会を作る必要がある。機械を作るためには、相手のことをよく知る必要がある。相手の興味を引くことで出会いを作り出す。

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