自分の営業に必要な情報は誰もがほしがる情報か?
自社が販売する製品やサービスの情報は、手が届く情報である。探す必要も無く手に入る。競争相手の製品やサービスもある程度手に入るが、表面的な情報になるかもしれない。本当の情報や隠れた情報を手に入れるには、競争相手の製品を使ってみて自己分析をするしかない。自己分析した情報は、自分しか分からない。
価値がある情報、誰もがほしがる情報は、そんな情報である。自分で何処まで見えていない情報を探せるかが勝負である。
お客さんもあなたと同じように製品やサービス比較分析をしているか?
世間一般に告知宣伝している情報は、誰にでも集めて比較分析が出来る。
しかし、
実際に製品やサービスを利用していないため経験値から来る情報での比較分析にはならない。そのため、本当のところを知りたがっている。あなたが売る製品の本当のところは話せるが競業他社の製品やサービスの本当のことは話せない。
お客さんは、あなたに何を求めているか?
もし、あなたが経験値から提供できる情報を持っていれば、説得力を持つ。誰もが知っているカタログ情報では意味が無い。実際はどうなんだ!という情報である。
仕事で使っているThinkPad X240がある。この製品カタログでは、フロントエンドバッテリー3セル+バックエンドバッテリー3セル、合計6セルで14時間以上稼働すると書いてある。実際に購入して本当に14時間以上も稼働するか調査した。結果は、約7~8時間ぐらいしか継続して使えなかった。多くのThinkPadユーザーは、1日中使えるThinkPad PCを求めている。カタログで14時間以上と書いてあれば、どのように彼らは行動するだろうか。
経験値からカタログに書いてある数値に嘘があると分かっている。では、実際の稼働時間はどうなんだと?ここに情報の価値が生まれる。あなたはお客さんが求めている情報を提供できるか、出来ないかであなたへの信用度が変る。
自分で体験した情報は、自分しか分からない。その情報は、他の営業マンと比較して違いを出せる。自分で触って使って分析する。そこから生まれる情報こそがお客さんが求めている情報である。お客さんの会社に行ってカタログにある自社製品の情報や他社製品の情報は、お客さんも分かっている。あなたの役割は単純な御用聞きではない。
あなたの役割は、お客さんが簡単に手に入れられない情報を提供することである。
そんな情報を沢山集めて整理し、特定のお客さんしかアクセスができない特定メンバー専用情報ポータルサイトを持てば良い。自分がアプローチするお客さんだけにほしがる情報のアップデートをしてあげる。この情報ポータルサイトがあれば、お客さんを情報で囲い込むことが出来る。
これが簡単にできる情報ポータルサイトのシステムがある。Joomla CMSである。 このCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は、ライセンスフリーのシステムである。これを使ってサイト構築をするにはそれが出来る人や会社に構築して頂くしかないがサイト運営は一般ユーザーでも簡単にできるようになっている。