営業先開拓


昨日、ITproイベント(東京ビックサイト)に行ってきた。CMSサイト構築サービスを展開している会社として最先端のIT業界の動向の情報を入手するためだった。ある大手企業のブースで30歳前の青年(その会社のブース担当者)に話しかけられた。

ブースの説明を聞きながら私の仕事について尋ねて来たので5年前に起業したと話したら、「実は、私も起業したいのです。でも、勇気がないのです。」という返事が返ってきた。

その会社は、待遇面でも仕事の面でも誰もが羨ましがるぐらいの良い会社だ。でも、彼は起業したいという願望を持っている。

起業するための勇気は、何処から来るのですかと聞かれた。起業の第一歩は、人によって違うと伝えた。勇気があるから起業できたというよりは、「自分でやりたいことをしたい!」という気持ちが爆発して第一歩が出てしまったと私のケースを話した。

オープンソースCMS Joomlaホームページシステムを使えば今まで出来なかった事がホームページの専門家でなくても出来るという事を日本の中小企業の社長さんに知らしめたかった。

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大企業は、人材、資金、時間の面で高価な有料ライセンスのCMSホームページシステムを導入できるのだが、中小企業は、そのようなリソースがないため自由な情報発信が出来ていない。

外部の専門家に丸投げしてホームページでの情報発信を任してしまっている。本当は、自分たちで自由に情報発信をやりたいのだが、ホームページの専門家はいないし、HTMLタグのABCもしらない。

そんなニーズを満たすものがオープンソースCMS Joomla(ジュームラ)ホームページシステムなのである。それを日本で広める事で多くの中小企業の情報発信を助け、営業支援のためのツールとして活用できる。

そんな思いで私の起業は始まった。

彼には、まだ、自分の手足で食べて行くための商材が見つかっていなかった。独立したいという願望だけのようだった。先に独立した人間としてこれから何を準備すべきかをちょっと助言した。

1)自分が恋人に惚れこむと同じ惚れこみ方でやってみたい商材を見つけること。
2)営業経験をすること。

彼は、エンジニアであった。腕には自信があるようであったがビジネス作りの分野はまだ素人。やってみないと分からない世界であるので色々と試行錯誤が必要だろう。

多くの起業家は、起業することで隠れた自分の才能に目覚める。ピンチはチャンス!という言葉がある。火事場の馬鹿力という言葉もある。起業は、勇気がいる。安全地帯から危険地帯に足を入れるということだからだ。

私は、今、毎月が決算日という感じ方でビジネスを展開している。会社員は、こんな気持ちで仕事をしていない人が多い。今月売上げがなかろうが、あろうが、自分の給与には極端に直接的に影響しないからだ。

起業すると売上げ=生活費となる。この現実を多くの会社員は怖がる。この青年も怖がっている。そのために勇気がないといっている。

隠れた能力は、ピンチに立たされた時に芽生え始めるという事実をこの青年は知らない。自分を追い詰めないと自分が本来持っている能力に目覚めない。ピンチに立つと不安というストレスが絶好調に達する。その危機感を回避するために自分が持てる力をすべて出し切り、もがき始める。

隠れた能力のスイッチは、この過程でオンになる。

スイッチがオンになったという自覚はないが、後で過去を振り返ってみると俺はこんなことも出来たんだと気が付く。

3日前の夕暮れ時に相鉄線星川駅近くの公園で30歳代位の若者がバックとコンビニの袋をベンチに置いてうな垂れている姿を見た。勝手に感じたことだが、ホームレスなのか、仕事探しが上手く行っていないのか、行き場所が無くなってしまったのか、定かでないが陰ながら元気を出して明日を迎えて頂きたいと心で願った。

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横浜駅界隈を歩いていると高齢者が兎に角目立つ。午前10時に開店の高島屋デパートの入り口に待つ人たちは、90%以上が女性高齢者たちだ。午後3時頃、西口の地下街を歩くと男性の高齢者が目立ち始める。

 

若い人たちに混じって高齢者が目立ち始めている。自宅に閉じこもっていられない、外に刺激を求めて街中に出ることで暇な時間を有意義な時間にしようと努めているかのように見える。

 

多くの高齢者が歩く中でネクタイとスーツ姿の高齢者も多く見かける。

 

仕事がある高齢者と仕事がない、見つからない高齢者の違いが服装で見分けられる時代だ。同じことが若い世代にも言える。就職難で行き先を見失った大学、高校の卒業生たちが、行き場を失って街中で漂っている。

 

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人それぞれの人生があるので私の感じ方は、第三者から見た現実の世界の印象だ。私とまったく反対の印象を現実から受け取っている人もいるだろう。それはそれでよいだろう。

 

昨日、ある勉強会で定年近いの男性会社員の方から心境を聞いてみた。

 

通常、大手の会社は、50歳から55歳近くの会社員にたいし自分のセカンドキャリアを準備するようお達しが届く。その方も会社から5年前にお達しを頂いたそうだ。その5年間で自分のセカンドキャリアの準備ができたかどうかを尋ねてみた。

 

答えは、想定していたようなものであった。

 

何も見つかっていない!準備しなければと思い続けながらあっという間に5年間が過ぎてしまった!・・・という。

 

多分、定年したらこんなことをやってみたいという夢や計画がない人は、定年間近まで行き先を見定めることが出来ず会社で漂っている状態ではないだろうか。会社を定年で辞める=会社を卒業して初めて自分の人生をどうするべきかを真剣に考え始める。

 

前向きな人生を選択するか、後ろ向きの人生を選択するかの岐路に立つ。

 

会社員時代に時限爆弾を抱えて生活をしていた事実を見てみないふりをして会社任せの人生を送ってきた方が多いのではないか。定年退職という時限爆弾を会社が爆発させるのか、自分で爆発させるのかで爆発の受け方が違う。

 

前向きな人生を選択する人は、定年退職という時限爆弾を自分で押してその爆風を推進力としてうまく使おうとする。

 

後ろ向きの人生を選択する人は、定年退職という時限爆弾を会社側に押させられて爆風で外界に吹っ飛ばされてしまう。未開拓のジャングルに飛ばされて猛獣という危険とから身を守ろうと保守的になる。敢えて猛獣と戦ってジャングルを切り開いて行こうというメンタリティーにならない。年金が頂ける65歳までなんとか無事に生き存える方法を探そうとする。

 

会社は、もう、自分の人生を後押ししてくれない。君の役目はもう終わったよと烙印を押されている事実を素直に受け入れられない日々が続くかも知れない。定年退職後、多少のお金で好きなことをやって生活するのだが半年もしないうちに自分は何をしたら良いかわからないジレンマに陥る、または、社会から取り残されている自分に気がつき始める。

 

この時から外に出て刺激を求め始める。自宅に込もってはいられない。群衆の中にいたい。そんな心理があるのではないだろうか。定年退職者だけでなく仕事が見つからない人たちも状況は同じだ。

 

私は、ノーマッドで仕事をしている。絶えず場所を移動しながら好みの場所でインターネットに接続して仕事をしている。そんなワークライフを望んで会社を起こした。また、そんなワークライフを行える仕事を選んだ。会社員時代に今のワークライフを望んでいたからだ。朝9時から午後5時までの固定的なオフィースでの仕事からもっと自由な環境での仕事展開を望んでいた。

 

51歳になって独立し、その夢と望みがかなった。この選択は、前向きな人生の選択であると自覚している。

 

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営業が出来る人は、起業家になる素質を持っている。

 

起業家がまずやるべきことは、自分が提供する商品、サービスを購入してくれるお客様を見つけることだ。お客様を見つける上では、営業マンも同じ。だから、有能な営業マンは、独立して社長になる場合が多い。

しかし、

経営と営業は、違う。そのため、放漫経営で会社を潰す。売上が伸びると自由にできるお金が手元にのこる。そのお金を経営的な視点で考えて使っていないためだ。

経費が多くなると利益も少なくなる。その限度を超えると借金することになる。これが、倒産の引き金だ。営業だけに長けている人は、経営に長けている人と組むと良い。営業マンには、お客を見つけるのがうまい人とそうでない人がいる。営業がうまい人は、数年で数億の売上を立ててビジネスを成功に導く人もいる。

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誰もがそうなるということではないが、お客を見つけるのがうまい人は起業家に近いポジションに居ることは確かだ。

市場ニーズを独自の嗅覚で察知して勇気を持って挑戦する姿勢が起業家、営業マンに共通している。挑戦していることが必ず成功するという保証はないが、やってみないと分からないという見えないチャンスがある。

お客探しは、宝物探しと同じかも知れない。

 

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