筋トレを始めたら体調不良になった。筋トレ後に風邪を引きやすくなった。そんな事を良く耳にする。筋トレは普通以上の負荷を体に与える。そのため、急激な変化に体が適応できなくなる場合が多い。シニアが筋トレを始める時は最初から飛ばさないで基礎体力を身に付けることから始めた方が良い。
基礎体力を向上させるには筋トレで負荷の大きい運動をやらないことである。少し負荷がある運動を3か月から6か月ぐらい続けて筋トレの負荷に体を馴染ませる。基礎体力の向上と筋トレへの慣れは定期的に運動を続ける事で成り立つ。
筋トレを始めて6か月以内に体調不良になったり、風邪を引いたりするシニアが多い。個人差はあるが、筋トレで今まで経験したことがない負荷を体が上手く調整できないからである。体力と筋力をつけるにはどうしても普通以上の負荷を体に掛ける必要がある。体調不良と風邪はある意味で筋力向上と隣り合わせにある。
筋トレを頑張れば体調不良と風邪に悩まされる場合があるが、対策を取ることでそのリスクを回避できる。