60歳を過ぎてから運動を始めるシニアはスポーツジムで着るトレーニングウエアを知らない。運動習慣があるシニアは既にスポーツウエアを着て運動をしているので問題はないのだが、普通のシニアはどんな服装で筋トレをすれば良いのか分かっていない。
中学や高校で来た運動着でスポーツジムにやってくるシニアはいない。多くのシニアは普段着に近い服装でやってくる。運動をするときの基本的な服装は快適に運動ができる服装である。動きにくい服装や長時間着続けるのが苦しい服などは避けたほうが良い。
そんなシニアも筋トレを1年、2年と続けると筋トレ時に着る服装が普段着からスポーツウエアに変わって行く。スポーツジムで筋トレを1年以上続けられる方は自然と周りの方が着ているスポーツウエアに感化される。
私も最初はユニクロの地味なTシャツとショートパンツで始まったが、今は通気性や吸汗速乾、伸縮性・フィット感が良いスポーツウエアに変わっている。色彩も蛍光色の黄色、赤、青のスポーツ用Tシャツを着ている。派手な色がスポーツをする上で心地良い。年齢は初老であるが気分は若いのでその気持を派手な色に出している。
筋トレで着る服装がわからないシニア
会員制スポーツクラブに入会すると「運動ができる服装」で来て下さいねと言われる。「運動ができる服装」という言葉の意味をシニアがどう取るかである。一般的な解釈でスポーツジムに行くならば、汗をかいて汚れても良いような服装となる。
これから暑くなるのでTシャツとショートパンツ姿のシニアが増えてくる。自宅で着ていたそのままの姿でスポーツジムにやってくるシニアもいる。タオルと履き替えの運動靴だけを持ってくる。スポーツジムには若い人たちが多い。シニアはどうしても浮いてしまう。
極端な場合、普段着姿で筋トレをしているのが恥ずかしくなる。
筋トレを始めた年の服装
私が筋トレを始めた最初の年に着ていた服装は息子たちがサッカーで着ていたスポーツ用シャツとショートパンツであった。どっちみち汚れるので使い潰す意味合いで子どもたちが着ていたスポーツ着をしばらく利用した。
3ヶ月ぐらいそんな姿で筋トレをしていた。スポーツジムでは若い人たちがお好みのスポーツウエアで筋トレに励んでいた。その中で数人が蛍光色のTシャツを着ていた。他の人達はグレー色やブラックの上下のスポーツウエアが多かった。蛍光色のTシャツが兎に角目立った。
スポーツジムでの筋トレに慣れ始めたと同時に子どもたちの使い古し運動着をやめて新しくユニクロで通気性や吸汗速乾のTシャツを買った。ショートパンツも汗を吸いやすいスウェットショートパンツにした。上下で3000円。
Tシャツは目立つ明るい色を探した。ユニクロには蛍光色のTシャツが無かったのでライトブルーのドライTシャツにした。
筋トレ2年目
冬になるとショートパンツでは寒くなるので長ズボンのスウエットパンツをユニクロで購入。派手な蛍光色のTシャツをこちらのサイトで見つけたので3枚ほど購入。取り敢えず、自分なりの筋トレファッションのコーディネートで筋トレ2年目を過ごした。
筋トレで綿のTシャツを着ると汗が染み込み、汗臭くなる。上記のTシャツはポリエステル素材で通気性や吸汗速乾、伸縮性・フィット感が良いスポーツウエアになる。価格は送料を含めて3000円前後。週2回スポーツジムで筋トレをするので複数枚のスウェットパンツとTシャツを用意している。
筋トレの着替えで手荷物が増える
筋トレを始めるシニアは普段着と履き替え運動靴だけでやってくる。ロッカールームで着替えをする事が面倒なようだ。筋トレをする時間も30分ぐらいで短い。汗もそれほど出ないため、普段着で十分と考えているようだ。それが、スポーツジムに来る回数が増えるに従って変わってくる。
周りで筋トレをやっている人のスポーツウエアに感化されて普段着での筋トレは恥ずかしくなる。筋トレをする時間も増えてくると汗を拭くタオル、水分補給のドリンク、それらを入れるトートバッグなどが必要になる。最終的にリュックに必要なものを入れてスポーツジムにやってくるようになる。
筋トレに行くためのリュックの中身
- 履き替え運動靴
- タオル
- ドリンクボトル
- 着替えのスポーツウエア
- 着替えの下着(スポーツ用パンツ)
- ボディーソープとシャンプー(スモールサイズ)
- トートバッグ
筋トレで汗をかくと腰からお尻にかけて汗が大量に出る。下着のパンツが汗で濡れて乾かない。どうしても筋トレ後に着替えの下着に取り替えねばならなくなる。それが嫌な方は運動用のパンツ(汗が乾燥しやすい)を履いてくる。筋トレの服装:パンツやショーツの下着問題(汗で不快感)
筋トレが生活のリズムになると筋トレで必要なものが増えてくる。
筋トレで必要な用具を揃える
私が筋トレ時に持ち込むモノはこんな物がある。
- 筋トレを記録する手帳と三色ボールペン
- マイボトル(水分補給)
- 履き替え運動靴
- タオル
- ボディーソープとシャンプー(スモールサイズ)
- トートバッグ
- 腰をサポートするベルト
- 筋トレ用グローブ(トレーニンググローブ)
人によって筋トレで使うものが違う。スクワット運動をするときは腰を痛めるリスクがあるので必ずサポート用ベルトをする。筋トレグローブはフリーバーを使うため手に豆ができないようにするグロープをつける。グローブは懸垂運動するときに役に立つ。
本格的に筋トレをしている人たちの持ち込むものを観察すれば参考になる。自分にとって足りないものは何かを探せば良い。
結論
スポーツジムで筋トレをしている人たちの服装を見ると千差万別。筋トレを長年やり続けていると服装が変わってくる。最初は夏に着るTシャツとショートパンツ。2年後には機能を重視した上下のスポーツウエアに変わる。
筋トレを始めると首下から胸辺り、腰からお尻、太ももの裏に汗を大量にかき始める。通気性や吸汗速乾、伸縮性・フィット感などを気にし始める。快適にトレーニングが出来る服装を探すと名の知れたブランドのスポーツウエアに辿り着く。
スポーツジムにやってくる中高年の男女はどのような服装が最適か分かっていない。普段着でやってくるシニアもいる。暫くスポーツジムに通ううちに周りの人のファッションに感化される。地味な服装から明るいスポーツウエアと変わっていく。
スポーツウエアの後は筋トレで必要な用具を揃え始める。水分補給のマイボトル、筋トレの記録を書く手帳、筋トレ用グローブ、腰をサポートするベルト、タオルとトートバッグである。